グリチルリチン入り(0.3%)ヒアルプロテクトの販売と、グリチルリチン入り(3%)中間分子量ヒアルロン酸の処方を開始します
先日、告知しましたように、グリチルリチン入り(0.3%)ヒアルプロテクトの販売と、グリチルリチン入り(3%)ヒアルロン酸の処方を開始します。
グリチルリチンは脱ステロイドの現場で一部の医師が用いている「強力ネオミノファーゲンC」という注射薬の主成分です。外用がアトピー性皮膚炎の炎症を抑えることを示唆する複数の論文があります(こちらやこちら)。
グリチルリチンの作用は、11βHSD2酵素の阻害にあります。11βHSD2は表皮細胞内のコルチゾールを不活性化する作用がありますから、これを阻害するということは、グリチルリチンは表皮内で自己産生されたコルチゾールを保持する方向に働きます。長期ステロイド外用後に、表皮のステロイド(コルチゾール)自己産生能力が低下してリバウンドを起こしている場合に、これを鎮静するはずです。
一方、中間分子量(10万ダルトン付近)のヒアルロン酸には、CD44レセプターを介して、表皮細胞を分裂増殖させ、ステロイドの副作用である皮膚萎縮に拮抗する作用があります。したがって、
1 ステロイドによる皮膚萎縮が顕著な場合→中間分子量ヒアルロン酸
2 リバウンドによる表皮の肥厚や不全角化が強い場合→グリチルリチン
という考え方が、使用の目安になります。
もっとも、1と2は混在しているでしょうから、結局はそのときそのときの自分の肌で試して、どちらが向いているか確認するといいです。
さて、入手方法ですが、3%濃度のものは化粧品の範疇を越えるので、カルテを作成してクリニックの院内処方として提供します。052-264-0212に電話予約の上、御来院いただき、通常のヒアルプロテクト150mlを一本ご購入下さい。そのおまけとして進呈します。そのかわり、2週間ほど使ってから、メール([email protected])でも同封の用紙のFAX/郵送でもいいですから、ヒアルプロテクトと、グリチルリチン入りヒアルロン酸とを比較した感想を送ってください。来年1月7日から開始します。
書式は、
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A (丸を打ってください) グリチルリチン入りヒアルロン酸は、ヒアルプロテクトに比べて、1)良い 2)変わらない 3)悪い
B その他感想を何でもお書きください
====
です。
また、グリチルリチン0.3%添加したものは、化粧品として販売できるので、ヒアルプロテクトショップのアイテムに追加します。ただし、当面はまず、ヒアルプロテクト150mlを通販サイトでご購入いただいた方に、無料で一本進呈しますので、ご試用下さい。来年1月5日以降のご注文分から開始します。(注:終了しました。ここでの終了告知が遅れましたことお詫び申し上げます。また、終了間際に購入した方で、サンプル付いていなかった方はメールでご連絡ください。特別に一本追送します。H30.2.10)
そのかわり、2週間ほど使ってから、メール([email protected])でも同封の用紙のFAX/郵送でもいいですから、ヒアルプロテクトと、グリチルリチン入りヒアルロン酸(ヒアルプロテクトG)とを比較した感想を送ってください。
書式は、
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A (丸を打ってください) ヒアルプロテクトGは、ヒアルプロテクトに比べて、1)良い 2)変わらない 3)悪い
B その他感想を何でもお書きください
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です。
グリチルリチンの作用は、11βHSD2酵素の阻害にあります。11βHSD2は表皮細胞内のコルチゾールを不活性化する作用がありますから、これを阻害するということは、グリチルリチンは表皮内で自己産生されたコルチゾールを保持する方向に働きます。長期ステロイド外用後に、表皮のステロイド(コルチゾール)自己産生能力が低下してリバウンドを起こしている場合に、これを鎮静するはずです。
一方、中間分子量(10万ダルトン付近)のヒアルロン酸には、CD44レセプターを介して、表皮細胞を分裂増殖させ、ステロイドの副作用である皮膚萎縮に拮抗する作用があります。したがって、
1 ステロイドによる皮膚萎縮が顕著な場合→中間分子量ヒアルロン酸
2 リバウンドによる表皮の肥厚や不全角化が強い場合→グリチルリチン
という考え方が、使用の目安になります。
もっとも、1と2は混在しているでしょうから、結局はそのときそのときの自分の肌で試して、どちらが向いているか確認するといいです。
さて、入手方法ですが、3%濃度のものは化粧品の範疇を越えるので、カルテを作成してクリニックの院内処方として提供します。052-264-0212に電話予約の上、御来院いただき、通常のヒアルプロテクト150mlを一本ご購入下さい。そのおまけとして進呈します。そのかわり、2週間ほど使ってから、メール([email protected])でも同封の用紙のFAX/郵送でもいいですから、ヒアルプロテクトと、グリチルリチン入りヒアルロン酸とを比較した感想を送ってください。来年1月7日から開始します。
書式は、
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A (丸を打ってください) グリチルリチン入りヒアルロン酸は、ヒアルプロテクトに比べて、1)良い 2)変わらない 3)悪い
B その他感想を何でもお書きください
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です。
また、グリチルリチン0.3%添加したものは、化粧品として販売できるので、ヒアルプロテクトショップのアイテムに追加します。ただし、当面はまず、ヒアルプロテクト150mlを通販サイトでご購入いただいた方に、無料で一本進呈しますので、ご試用下さい。来年1月5日以降のご注文分から開始します。(注:終了しました。ここでの終了告知が遅れましたことお詫び申し上げます。また、終了間際に購入した方で、サンプル付いていなかった方はメールでご連絡ください。特別に一本追送します。H30.2.10)
そのかわり、2週間ほど使ってから、メール([email protected])でも同封の用紙のFAX/郵送でもいいですから、ヒアルプロテクトと、グリチルリチン入りヒアルロン酸(ヒアルプロテクトG)とを比較した感想を送ってください。
書式は、
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A (丸を打ってください) ヒアルプロテクトGは、ヒアルプロテクトに比べて、1)良い 2)変わらない 3)悪い
B その他感想を何でもお書きください
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です。
私が作製した中間分子量ヒアルロン酸化粧水「ヒアルプロテクト」のショップはこちら(下の画像をクリック)