ジスルフィラム軟膏処方開始します
先回記事に記しました、ジスルフィラム(商品名ノックビン)という嫌酒薬を0.1%配合した軟膏ですが、クリニックでの処方を開始しようと思います。
最初は、クロフィブラート軟膏で行ったように、20人くらいで二重盲検法で有意差を確認しようかとも考えたのですが、結果が出て実際に処方するまでに一年くらいかかります。まずは実際に使ってみてもらって、その感想を聞くことにしました。そのうえでやはり必要と考えたら、試験組みます。
クロフィブラート軟膏で論文まで持っていったのは、有意差を示すことで、他の先生がたの関心を呼び起こし、実際に処方してもらおうと考えてのことでした。だから、作成方法や原価なども具体的に記しています。しかし、予想に反してあまり広がりませんでした。それが、今回ジスルフィラムで試験を組むのが億劫になっている理由です。自分が処方するだけなら、実際の患者の声だけで直観的に判断できますからね。
今回作成する軟膏は、クロフィブラート軟膏に、さらにジスルフィラムを0.1%追加したものです。最初は、ジスルフィラム単独の予定だったのですが、そうすると、クロフィブラート軟膏との使い分けで患者が迷うからです。一律のほうが単純でいいでしょう。
最初は、クロフィブラート軟膏で行ったように、20人くらいで二重盲検法で有意差を確認しようかとも考えたのですが、結果が出て実際に処方するまでに一年くらいかかります。まずは実際に使ってみてもらって、その感想を聞くことにしました。そのうえでやはり必要と考えたら、試験組みます。
クロフィブラート軟膏で論文まで持っていったのは、有意差を示すことで、他の先生がたの関心を呼び起こし、実際に処方してもらおうと考えてのことでした。だから、作成方法や原価なども具体的に記しています。しかし、予想に反してあまり広がりませんでした。それが、今回ジスルフィラムで試験を組むのが億劫になっている理由です。自分が処方するだけなら、実際の患者の声だけで直観的に判断できますからね。
今回作成する軟膏は、クロフィブラート軟膏に、さらにジスルフィラムを0.1%追加したものです。最初は、ジスルフィラム単独の予定だったのですが、そうすると、クロフィブラート軟膏との使い分けで患者が迷うからです。一律のほうが単純でいいでしょう。
具体的なプランです。
1)今後、クリニックにクロフィブラート軟膏の処方を受けにクリニックに来た方には、これまでのクロフィブラート軟膏と同時に、ジスルフィラム入りのものを30g容器で差し上げます。
2)これまでにクリニックに来院して、クロフィブラート軟膏の処方を受けたことがある方は、カルテが既にありますから、郵送で処方可能です。ご希望のかたには、宅急便(着払い)でジスルフィラム入りのものを送ります。052-264-0213までお電話ください。
1)2)とも、ジスルフィラム入り軟膏の代金は不要です。そのかわり、2週間ほど使ってから、メール([email protected])でも同封の用紙のFAX/郵送でもいいですから、従来のクロフィブラート軟膏と、今回のジスルフィラム入りの軟膏とを比較した感想を送ってください。
書式は、
====
A (丸を打ってください) ジスルフィラム入り軟膏は、クロフィブラート単独のものに比べて、1)良い 2)変わらない 3)悪い
B その他感想を何でもお書きください
====
です。
まずは、20人くらいの感想を集めたいです。ご協力よろしくお願いいたします。
また、グリチルリチン2K(ジカリウム)を化粧品に加えられる最大量である0.3%配合したものを、「ヒアルプロテクト+Gローション」として、30mlで試作・販売の予定です。準備ができたら、またここに告知しますね。
(H29.11.10記)
1)今後、クリニックにクロフィブラート軟膏の処方を受けにクリニックに来た方には、これまでのクロフィブラート軟膏と同時に、ジスルフィラム入りのものを30g容器で差し上げます。
2)これまでにクリニックに来院して、クロフィブラート軟膏の処方を受けたことがある方は、カルテが既にありますから、郵送で処方可能です。ご希望のかたには、宅急便(着払い)でジスルフィラム入りのものを送ります。052-264-0213までお電話ください。
1)2)とも、ジスルフィラム入り軟膏の代金は不要です。そのかわり、2週間ほど使ってから、メール([email protected])でも同封の用紙のFAX/郵送でもいいですから、従来のクロフィブラート軟膏と、今回のジスルフィラム入りの軟膏とを比較した感想を送ってください。
書式は、
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A (丸を打ってください) ジスルフィラム入り軟膏は、クロフィブラート単独のものに比べて、1)良い 2)変わらない 3)悪い
B その他感想を何でもお書きください
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です。
まずは、20人くらいの感想を集めたいです。ご協力よろしくお願いいたします。
また、グリチルリチン2K(ジカリウム)を化粧品に加えられる最大量である0.3%配合したものを、「ヒアルプロテクト+Gローション」として、30mlで試作・販売の予定です。準備ができたら、またここに告知しますね。
(H29.11.10記)
上記書いた翌日に、下記文献みつけました。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29111315
クロフィブラートを始めとするPPARαagonistが、アトピー性皮膚炎に有効な可能性があることをまとめた総説です。私の論文もしっかり引用されていました。
www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29111315
クロフィブラートを始めとするPPARαagonistが、アトピー性皮膚炎に有効な可能性があることをまとめた総説です。私の論文もしっかり引用されていました。
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