筆者は、2002年に退職するまでの約16年間を国立名古屋病院の皮膚科常勤医として過ごしました。 退職するまでの数年間を、主としてアトピー性皮膚炎の脱ステロイド診療に明け暮れましたが、体調をくずして休養ののち、現在は美容外科(自由診療)で開業しています。
現在、アトピー性皮膚炎や脱ステロイドの患者を診ることはありませんが、開業して6年たち、体調も回復したので、昔読んだ文献を再読し、あるいは、新しいものを探して、感想を記していこうかと思っています。 本業の合間に、ぼちぼちと更新していく予定です。この領域は、皮膚科にとって、いわばタブーのような扱いとなっており、封印されたような状態にありますが、皮膚科が真に臨床科であるならば、いつか必ず皮膚科医自身の手によって、解明され解決されていくものと信じます。その過程、あるいは、きざしを、文献の流れから読み取れればと思います。(2009年8月記) ※このサイトはm3.comのDoctors Blogβの閉鎖に伴いブログ「脱ステロイド関連の文献を読む。」の内容を転載したものです。表題を「アトピー性皮膚炎のステロイド外用剤離脱」と改めました。新しい記事も適時追加していきます。最新記事は上の「目次」と「オリジナル商品」の間に表示されます。 |
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深谷元継 (ふかや もとつぐ)
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医 |